クモの巣が丈夫な秘密解明 米・イタリアの

環境省20日新潟県佐渡市で放鳥された国の天然記念物トキのうち、卵を温めていた3歳雄と2歳雌のペアの巣にトビが現れ、トキを追い出して一時的に抱卵していたことを明らかにした. 同省は「こうしたケースは聞いたことがない」と話している. 同省によると、このペアは平地にある屋敷林のスギに巣をつくって卵を温めていた. 20日午前6時ごろ、巣にトビが侵入し、抱卵していた雌のトキを追い出し、1時間半ほど卵を温め続けた. この間、雄のトキは近くの枝にいて、トビが飛び去った約1時間後に巣に戻り、再びペアで抱卵している. この巣の近くにトビが営巣していたことは確認されていた. 長田啓・同省首席自然保護官は「自らの抱卵に失敗したトビが、何らかの理由でトキの卵を一時的に温めたのかもしれない」とみている. クモの巣が丈夫な秘密は高性能の糸にあることを、米国とイタリアの研究チームが突き止めた. 糸は巣にかかる力の大きさに応じて性質が自在に変化し、小さな力だとしなやかに伸びてふわっと受け止め、強い力が局所的にかかると硬くなって切れる. そこだけ穴があくことで巣全体が壊れるのを防いでいるという. 米マサチューセッツ工科大などのチームは、クモの巣全体の強さがいかにして保たれているかを調べるため、クモの巣に力がかかって破れたとき、破れた場所によって糸の分子構造の変化にどのような違いがあるかを、コンピューターシミュレーションと実験を組みあわせて解析した. 風のような小さな力を受けた場合は糸が柔らかく伸びるが、大きな力が局所的に加わると、最初は伸びるものの、伸びきると硬くなって切れることがわかった. ナイキ エアジョーダン 糸の分子は芯の回りにとぐろをまくような構造をしており、その構造がほぐれたり伸びたりすることで性質が変化するという. 8日の東京株式市場で、日経平均株価は前日の欧米株式市場が大幅に上昇したことを好感、午前の終値は前日より41円21銭(0.47%)高い8804円62銭だった. 東京証券取引所第1部全体の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は同4.64ポイント(0.62%)高い758.27. 出来高は6億8千万株. 欧州各国によるギリシャ支援が進むとの見方から債務危機拡大の懸念が和らぎ、株安の連鎖に歯止めがかかった. トヨタ自動車など主力の輸出関連株を中心に買いが膨らみ、午前の取引で日経平均は一時、113円値上がりした. ただ、取引が進むにつれて上げ幅は縮小. 午後の取引では前日終値を下回る場面もあった. 「内閣府が8日に発表した7月の機械受注統計が市場の予想を下回ったため、利益を確定する売りが出ている」(大手証券)という. 漢委奴国王」の金印ストラップ人気 福岡市 午後1時時点の日経平均は同7円77銭高い8771円18銭、TOPIXは同1.75ポイント高い.